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人を動かす 新装版
人を動かす 新装版 (JUGEMレビュー »)
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子供の時から目立ちたがりやで、
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本当にいままで、一体どれだけの
人や物を失い、多くの機会を
失ってきたのだろうと読了後に
大変なショックを受けました。

過去を後悔するのは嫌いです。
でも、その分だけ成長出来た
のだと思います。
だから、この本に出会えて
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これからも、何度も読み直して、
日々の行動で実践できるように
心がけていきたいと思います。

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パートナーシップ・マネジメント (JUGEMレビュー »)
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Trust Based Partnership
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著者は見事に書ききっています。

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素晴らしい本ですのでぜひ一人でも多くの人に読んで頂き、
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道具としてのファイナンス
道具としてのファイナンス (JUGEMレビュー »)
石野 雄一
石野さんが日産自動車で
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必ず、価格に対して破格の価値の
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中空構造日本の深層
中空構造日本の深層 (中公文庫)
中空構造日本の深層 (中公文庫)
河合 隼雄

日本神話の基底にある3柱の神の内、何の働きもしない無為の中心と呼べるような神が重要な2柱にはさまれて中空のような構造で存在し、神話の節目において形を変えて繰り返されて登場している。
それを絵にまとめるとこうなる。

日本神話にみる中空構造

このような構造を中空構造と河合隼雄は名づけた。
そして、この構造は日本人の心理的な元型を提示しているという。

つまり類似の事象を少しずつ変化させながら繰り返すのは、中心としての「空」のまわりを回っているのであり、永久に中心点に到達することのない構造であると思われる。このような中空巡回形式の神話構造は、日本人の心を理解する上において、そのプロトタイプを提示しているものと考えられるものである。
(中略)
日本の神話では、正・反・合という止揚の過程ではなく、正と反は巧妙な対立と融和を繰り返しつつ、あくまで「合」に達することがない。あくまでも、正と反の変化が続くのである。つまり、西洋的な弁証法の論理においては、直線的な発展のモデルが考えられるのに対して、日本の中空巡回形式においては、正と反との巡回を通じて、中心の空性を体得するような円環的な論理構造になっていると考えられる



中空構造において、重要な2神は対立や争いを繰り広げるが、たとえば、スサノオは、対立後アマテラスとウケイ(誓約)し地上に降りて活躍することになるし、海幸、山幸も最後まで滅ぼすことはないように、二者の対立においても、完全な善や悪がない。
対立が発生し、一方が中心を締めようとすると微妙な均衡(ゆりもどし、カウンターバランス)が生まれ、結果的に中心の空性が保たれることとなる。

中空が空であることは、善悪、正邪の判断を相対化する。統合を行うためには、統合に必要な原理や力を必要とし、絶対化された中心は、相容れぬものを周辺部に追いやってしまうのである。空を中心とするとき、統合するものを決定すべき、決定的な戦いを避けることができる。それは対立するものの共存を許すモデルである。


日本は中心の空性が維持され、対立が融和に変わることが反復的に起こる。
日本では、傾向としてはっきりと結論づけたりすることが好まれず、暗黙の了解が大切にされるように曖昧さが好まれ、結果的にまとまっていく。

こういった心の深層が元になり、最も近代的な組織においても、欧米諸国から見ると不可解としか思えないような組織となり、統合性もなく、誰が中心にたってリーダーシップを発揮し責任を有するのか不明確な体制となってしまう。
その構造の危機についてこう著者は1981年に既に警鐘を鳴らしている。

中空の空性がエネルギーの充満したものとして存在する、いわば無であって有である状態にあるときは、それは有効であるが、中空が文字どおりの無となるときは、その全体のシステムは極めて弱いものとなってしまう。


しかし、反面中心が空であることで異なる価値や原理が排除しあわずに、調和を得て相互補完的に働き、共存することも可能となる。

わが国が常に外来文化を取り入れ、時にはそれを中心においたかのごとく思わせながら、時がうつるにつれそれは日本化され、中央から離れていく。しかもそれは消え去るのではなく、他の多くのものと適切にバランスを取りながら、中心の空性を浮かびあがらせるために存在している。


日本の中空均衡型モデルでは、相対立するものや矛盾するものを敢えて排除せず、共存しうる可能性をもつのである。



井筒先生は、それぞれの歴史で単独ではなし得なかった、新しい夢のようなもの、宗教なき宗教、宗教の先にある宗教を立ち上らせようとして、その立ち上る為には、それぞれの宗教がメタ宗教の観点として仏教のような思想形態がどうしても必要だと言っていた。
その一つの方向性としての中空、つまり中心が無ではなく、無であって有であり、直線的な発展のモデルではなく、正と反との巡回を通じて、中心の空性を体得するような円環的な論理構造があるのではないかと思う。

PS.
現在、ナーガルジュナ(龍樹)に始まる空の思想(中観)について本を呼んでいる。読了後またまとめてみようと思う。


| 読書 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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