2010.02.03 Wednesday
最後にして最初の人類
核の暴発、巨大な脳をもって生きる人類、化学兵器による疫病、退化した人類の出現、そして火星人の侵略から、人類による生態系の改造、宇宙への進出などを長大なタイムスケールで、人類の滅亡と繁栄を20億余年にわたって描いている。
そのタイムスケールはこちら。
最後の人類(第18期人類)は宇宙の果て海王星に住み、寿命25万年を誇り、とうとう全宇宙と全歴史(時間)と意識がつながる。
壮大すぎるスケールと時間間隔に読んでいて溶けそうになった。
1970年代のフラーによる宇宙船地球号の意識が2010年に入ってもまだCOP15を引きずりた国家間で綱引きしている状況が矮小に見えてくる。
ステープルドンの確信に満ちた科学的、哲学的な思考に基づく人類史観は大いなる頭脳の刺激となること間違いなし。














